サワディーカップ。タイ在住16年の「たきんにょ」です。
タイには色々と観光名所がありますが、あたり一面に赤い蓮の花が咲き誇っている池(湖)があり、とても幻想的な絶景が見れる場所があります。
場所は東北地方のウドンタニ県にあります。
見ごろの季節は「12月~2月上旬」と季節限定となりますが、超おすすめスポットのご紹介です。
赤い蓮の花の池(タレ―ブアデーン)とは
この「赤い蓮の花の池」ですが、実際には、花は睡蓮(すいれん)で、そして色はピンク色だったりします。
そして、池は、実際には大きな湖であり、タイ語での呼び名にいたっては「海」だったりもします。
タイ語では「タレ―ブアデーン」と言います。
意味は、タレ―=海、ブア=蓮、デーン=赤、ですので「赤い蓮の海」と言う事になります。
この赤い蓮の花、見ごろの季節は「12月~2月上旬」と期間限定となります。
時間は朝6:00~10:00頃が見ごろとなります。
特に時間については、11時を過ぎた頃には、花が閉じてしまうそうなので、なるべく朝早くに見に行くことをおすすめします。
赤い蓮の花の池の場所と行き方
場所は東北地方のウドンタニ県にあります。
バンコクから北東に約560kmの距離で、ラオスのビエンチャンにも近い国境に接した県になります。
ウドンタニはタイ国内で人口が多い都市ベスト10に入っている大きな都市であり、バンコクからはエアアジアやノックエアなど、1日10便以上が飛んでいて、行くのには不便はありません。
飛行機代は、私が行った時(2020年正月時期)で、往復3,000バーツ強でした。
そして赤い蓮の花の池の場所ですが、ウドンタニ市内から南東に約40km、車で40分くらい掛かります。
Googleマップは、こちら
市内からの行き方としては、トゥクトゥクを手配して行ったりとか、自分でレンタルバイクを運転して行ったりとか、色々と手段はあるかと思います。
しかし、12月~2月の時期、タイの東北地方の朝はかなり寒いです。
外気に触れる移動手段だと、寒くて風邪ひきます。
やはり外気に触れない自動車が良いと思います。
私は宿泊したホテルで貸し切りの運転手付きの車を手配しました。
約半日、いくつか他の場所も観光して、ガソリン代込みで1,200バーツでした。
宿泊するホテルのロビーで相談してみるのが一番良いと思います。
実際に赤い蓮の池を見に行った時の話
私が赤い蓮の池に行った時には、ホテルを朝6時に出発しました。まだ真っ暗です。
出発から約40分、到着の頃には空が薄明るくなって来ました。
蓮の花が咲いている場所ですが、池の内部になるので、船に乗ることが必要になります。
その船ですが、500バーツの大きな船(5人まで乗れる)と、300バーツの小さな船(2人まで乗れる)の2種類があります。
左側の赤い船が500バーツの大きな船。
右側の白い細い船が300バーツの小さな船。
私達は、スリムで早そうな小さな船にしました。
実は、あとでちょっとだけ後悔しましたが。。。
そして、船着き場から船に乗り、スタートした直後、ちょうど前方に日の出が!
グッドタイミングで、とても綺麗な朝日が見れました。早起きで三文、得した気分です。
出発して、しばらくすると、少しずつ赤い蓮の花が咲いているのが見えて来ました。
でも、咲いているのはチョロチョロ。。。
心の中では、「なんかしょぼくない? もしかして時期を間違えた?」と思ってしまいました。
しかし、その後、進むこと約10分、急にピンクのじゅうたんが目の前に!!
それはもう、幻想的な絶景でした。
「三途の川って、こんな感じかも?」なんて考えちゃったりして。。。
その日は、他のお客さんの船もちらほらいましたが、全てタイ人観光客。
タイの女性達、みんな写真大好き。インスタ映えを狙って、あちこちで撮影会してます。
それも小さい方の船で、船の先端でポーズ。
でも実はこの小さい方の船、結構バランスが悪くて、人が動くとめちゃくちゃ揺れるんです。
水に落ちたくないので、私はおとなしくしていましたが。
大きな船の方だったら、横幅も広く、正方形に近いような形なので、バランス良くて揺れなかっただろうにと思い、ちょっぴり後悔。。。
安全に自分写真を撮りまくりたい人は、大きい船の方がおすすめです。
尚、もし落ちても、足が立つ深さなので、溺れはしないと思いますが、寒くて風邪ひきますのでご注意を。
その他、ウドンタニ観光
アヒル人形の池
赤い蓮の池の観光後は、ウドンタニ市内に戻って、「ノーンプラジャック公園」と言うところに寄って来ました。
Googleマップはこちら
場所は市内の西側に位置しており、アヒル人形が池にいることが有名な公園です。
池の周りは遊歩道になっていて、散歩には持って来いのところです。
そしてメインのアヒルちゃん、だいぶショボかった。。。愛嬌あって可愛いけど。
5分で撤収です。
名物料理「カイガタ」
ウドンタニの名物料理として、まず頭に浮かぶのは「カイガタ」です。
タイ語の意味は、カイ=卵、ガタ=フライパン(鉄板)です。
見た目には、西洋料理のようです。
昔フランスの植民地だったラオスからやって来たと言う説もあります。
目玉焼きの上に、ソーセージやクンチアンと呼ばれる甘いサラミ、ワケギみじん切りなどが乗っています。
これをパンと一緒に食べます。
ウドンタニの朝食の定番で、屋台もそこかしこにあります。
ちなみに上の写真も、実は道端の屋台で撮った写真です。
全く抵抗なく食べられます。美味しいですよ。是非お試しあれ。
その他
他には、博物館、寺院、滝など、色々と観光する場所もあるようです。
私は行ってないので恐縮ですが、以下、ご参考まで。
まとめ
あたり一面に赤い蓮の花が咲き誇っている池「タレ―ブアデーン」のご紹介でした。
東北地方のウドンタニ県は、正直、飛行機で行くような遠い場所ではありますが、わざわざ行く価値があります。
とても幻想的な絶景で、インスタ映えスポットもいっぱいです。
見ごろの季節は「12月~2月上旬」と期間限定となりますが、是非一度、足を運んでみてはいかがでしょうか。超おすすめです。
本日も読んでいただき、ありがとうございました。コープクンカップ。