サワディーカップ。タイ在住16年の「たきんにょ」です。
今日は、日本人が行くツアーにはなかなか組み込まれていない、タイ最後の秘境とも言われる南の島、クラダン島をご紹介したいと思います。
クラダン島の場所と行き方
クラダン島は、バンコクから南に遥か約900Km、タイ南部のトラン県の沖にある、南北の長さが約2km、東西が約600mの小さな島です。
プールのように透き通った水で、遠浅の砂浜が広がり、この海域では最も美しい島と言われています。
一番簡単な行き方としては、ノックエアで予約できるのですが、バンコクからクラダン島まで、航空券・車送迎・フェリーが全てセットになったチケットがあるんです。私は下記のスケジュールで行って来きました。
バンコク(ドンムアン)空港から、トラン空港へのフライト1時間20分、空港から船着場 (Hat Yao Pier) まで車で約40分、船着場からクラダン島までスピードフェリーで約1時間、合計で約3時間半の道のりとなります。乗り換えの時はノックエアの看板を持った人が案内してくれるので、安心です。
まずはトラン空港に到着です。
とても小さな空港で、飛行機から空港建物へはプラプラと歩いて行く感じです。いかにもなタイの田舎の空港で、非常にのんびりとした感じの空港です。
そこから車に乗って船着場 (Hat Yao Pier)に到着。
そしてスピードフェリーでクラダン島に向かいます。
そして島に到着~! めっちゃめちゃ綺麗な海で、テンションが上がります。
見て下さい。海の水が透明で、まるでプールの水のようです。
木陰のハンモックでは、綺麗な白人のお姉さんが読書なんぞをたしなんだりしています。いやぁ、まさに南国の楽園と言う感じで絵葉書の風景みたいです。
クラダン島のお店やホテル
クラダン島は南北の長さが約2km、東西が約600mの非常に小さな島であり、端から端まで歩いても、30分くらいしか掛かりません。舗装された道路が無いので、車やバイクなどもありません。 また、コンビニやレストラン、土産物屋もありません。数軒のバンガロータイプのホテルがあるだけです。自然をそのまま残している美しい島となります。
その数軒しかないホテルの内、私が止まったのは「リーフ リゾート」と言うホテルです。砂浜からそのままホテルの敷地に入って行きます。
そして部屋からの景色は、そのままシービューです。
人も少ないし、とても静かでのんびりとしたホテルでした。
そして晩御飯もホテルのレストランで。島には個別のレストランと言うものが無いので、ホテルしか選択肢はありませんしね。
タイシーフード料理の他、白人さん達が多いのもあり、イタリアンが充実しており、釜焼きピザが美味しかったです。食べ物の写真を撮るのを忘れました。。。ごめんなさい。
クラダン島の数軒しかないホテルの情報ですが、下記をクリックするとAgodaホテル予約のページに飛び、各ホテルの情報が見られます。ご参考まで。
①リーフ リゾート②Mali Kradan③ザ セブンシーズ リゾート④コーラル ガーデン リゾート⑤Ao-Niang beach resortお隣りの島、ムック島の「モラコット洞窟(エメラルド・ケーブ)」で冒険気分
クラダン島と本土との間には、この海域で3番目に大きな島「ムック島」があります。
この島には「モラコット洞窟」と言う名所があるとの事で、これは行かずにはいられません。
早速、砂浜にあったガイド小屋に行って、「モラコット洞窟」に行く手配です。
すると、あの船に乗れと言われ、そのまま出発です。
20分くらいでしょうか、「ムック島」が見えて来ました。
「モラコット」とはタイ語でエメラルドとの意味です。洞窟内は石灰岩の断崖に囲まれた小さなビーチがあり、その海の色が美しいエメラルド色なので、この名前が付いたのだそうです。
船が島に近付いて行くと、断崖絶壁に小さな穴が空いている場所にやって来ました。そして、船でライフジャケットを着て、そのまま海の中へ。そして小さな穴に向かって一人ずつ泳いで入って行きます。
他の船からのツアー客も多くいて、順番に入って行くのですが、中は真っ暗で、泳ぎがあまり得意ではない私は、前の人に付いて行くのがやっとな感じでした。
そしていつ抜けられるのかと心配になりながら、そして息も切れ切れで、ようやく明るい光が見えて来ました。
泳いできた水路の長さは約80mあるそうです。船の上から洞窟の入口までの距離も入れると25mプールを約2往復、こんなに泳いだのは久しぶりです。
そして抜けた先には、見上げるほどの断崖に360度囲まれた小さな入り江が。とても神秘的な雰囲気です。まるで秘密の島へ冒険をしに来た気分が味わえました。
そして30分くらい休憩した後、帰りの順番待ちの行列ができ始めました。
はぁ。。。また、長い距離を泳がなくちゃならないのかぁ。。。と思いながらも、綺麗で神秘的な景色を見るためには、努力も必要だよなと思いつつ、頑張って帰路につきましたとさ。
と言う訳で、今日は、タイ最後の秘境とも言われる南の島をご紹介してみました。なかなかすぐには行きにくいところですが、是非一度は行ってみて欲しい場所です。私ももう一度、行きたい。。。
では、本日も読んでいただき、ありがとうございました。コープクンカップ。