日本帰国時のファストトラック利用のため、スマホで「Visit Japan Web」の登録をした手続き方法

タイで旅行
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サワディーカップ。タイ在住18年の「たきんにょ」です。

ちょっと日本に帰国することになりまして、恒例のMySOSシステムに事前登録して帰国準備をしようと思っていたのですが。。。
なんと! 2022年11月1日よりMySOSでのファストトラックの新規登録はできなくなり
新しいシステムである「Visit Japan Web」での登録が必要になったとか?
そこで早速、実際にその新システム「Visit Japan Web」で日本帰国前の事前登録をやってみました。

スマホで登録してみたのですが、正直に言って「結構、かなり、とても、面倒くさい」です。
スマホで実際にやった登録方法をご紹介しますので、マニュアルのように使ってもらえると嬉しいです。

やってみた結果として、登録自体はスマホよりもパソコンの方が楽だったかなぁとも思います。
但し、もし登録をパソコンで実施し、結果を印刷で持って行くのだと、検疫での確認に時間がかかってしまう可能性があるらしいです。

なるべく早く入国手続きをしたい方は、日本帰国当日はスマホで画面提示しましょう。
よって、パソコンで登録しても、スマホ画面での表示方法は事前に確認しておきましょう!

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Visit Japan Webシステムとは?

1)従来のMySOSシステムの利用について(暫定措置)

海外から日本に入国するに当たり、従来はMySOSシステムに本人情報、帰国情報、ワクチン接種証明書などを登録することで、「ファストトラック」と呼ばれる簡易確認での入国が可能でした。
そのMySOSシステムでの新規での情報登録は2022年10月31日をもってできなくなりました。
但し、2022年10月31日以前に既にMySOSシステムで日本帰国の情報登録が済んでいる方は、11月以降の日本入国でも、そのままMySOSの画面提示でファストトラックの利用が可能との事です。

2)新システム「Visit Japan Web」について

2022年11月1日以降、日本帰国時のファストトラック利用のためには、新システムである「Visit Japan Web」での登録が必要となりました。

ご参考用:「Visit Japan Web」公式ホームページ

従来のMySOSシステムはスマホアプリをダウンロードして利用しましたが、新システム「Visit Japan Web」はアプリではなく、Webサイト上でログインして登録を行う方式となっています。
スマホでのアプリのダウンロードの手間はなくなりました。
よって、登録自体はスマホでもパソコンでも可能となっています。

従来のMySOSシステムでは、コロナ対策のための検疫を主眼において、ワクチン接種証明書や陰性証明書の確認機能が主体でした。
しかし今回の新システム「Visit Japan Web」では、検疫手続きの他、新たな機能が追加され、以下の機能を網羅したシステムとなっています。

Visit Japan Webの機能】

①検疫手続き(ファストトラック)
 ・パスポート写真の確認を含む本人情報確認
 ・厚生労働省の「質問票」との連携
 ・ワクチン接種証明書の登録
 ・出国前72時間以内の陰性証明書の登録
  →2022年11月現在、ワクチン接種証明書があれば陰性証明書は不要

②外国人入国記録
 ・日本人と再入国の外国人は不要

③税関申告
・携帯品・別送品の質問回答
 →従来、飛行機で配られていた黄色の細長い用紙の代替えとして、Webで事前登録

④日本滞在中の旅行保険
・海外旅行保険の推奨(任意
  →主に来日外国人向けで、日本政府観光局の保険勧誘サイトに遷移

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Visit Japan Webシステムへの登録方法

さて、私が実際にスマホで新システム「Visit Japan Web」に登録してみましたので、その状況をご説明します。
正直に言って「結構、かなり、とても、面倒くさい」です。
情報登録するページ数が多く、以降、登録方法の説明が長くなりますのでご容赦下さい。

1)事前に準備するもの

「Visit Japan Web」に登録するに当たり、手元に以下のものを準備します。

【事前に準備するもの】
①インターネット接続ができるスマホもしくはパソコン
 →パソコンでも登録はできます。その方が楽かも
②有効なメールアドレス
 →確認コードや審査完了の通知などを受け取るのに必要
③パスポート
 →顔写真のページの画像ファイルでも可
④日本帰国便情報
 →帰国日、便名、座席などの情報
⑤ワクチン接種証明書(有効認可ワクチン3回以上)
 →資料の画像ファイルでも可
⑥ワクチン接種を規定数してない場合、陰性証明書
 →ワクチン接種証明書がある方は不要
  出国前72時間以内の検査結果(陰性)の医療機関証明書

2)システムへのアクセス・起動方法

スマホでアクセスする場合には、以下のQRコードをカメラで読み込むと、「Visit Japan Web」にアクセスできます。

「Visit Japan Web」にアクセスするQRコード

また、以下のサイトをクリックしても、同じく「Visit Japan Web」にアクセスできます。

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3)新規アカウント(ログイン情報)の登録方法

「Visit Japan Web」にアクセスすると、ログインの画面が出て来ます。
初めての方は、まずは新規アカウント作成が必要です。
ログイン画面の下の方に「新規アカウント作成」のボタンがあるので、クリックします。
「利用規約」「プライバシーポリシー」への同意をチェックして、次に進みます。

次に、メールアドレスとパスワードの設定を行います。
パスワードについては、説明文あるように複雑なものでの設定が必要です。
これ、考えるのがかなり面倒です。。。頑張って設定しましょう。
尚、次回ログインのため、パスワードは忘れないように、どこかにメモしておきましょう!

パスワードの設定がOKとなったら、「私は人間です」をチェックします。
「私は人間です」って。。。初めて見ました。「私はロボットではありません」と言うのはよく見ますが。ちょっとだけビックリ。

すると、本当に人間であるかの質問画像が出て来ます。
結構、答えに迷うものもあり、人間の証明に自信のない質問は、「スキップ」をクリックして、人間の証明ができる質問を見つけて回答しましょう!

人間の証明が完了すると、「確認コード」の入力画面となります。
この確認コードは、登録したメールアドレスにメッセージが来ますので、その文面の中にある確認コードを入力します。

確認コードの入力が完了すれば、新規アカウント作成は完了です。

4)本人情報の登録方法

新規アカウント作成で登録したメールアドレスとパスワードで、まずはログインします。
次に、「本人の情報」をクリックし、以降、4ページ分の情報登録を行います。

最後に確認画面が出るので、間違いなければ登録して完了です。

本人の情報登録が完了すると、「同伴家族の情報」の登録ボタンが有効になります。
私は一人旅なので、同伴家族の情報は入力不要なので割愛します。

5)入国・帰国予定の登録方法

本人(及び同伴家族)の情報登録が完了したら、次に入国・帰国の予定を登録します。
先程の最後の画像で、青ボタンの「+新規登録」をクリックします。

まず、「旅行名」の入力とありますが、これは任意に設定できるので、自分で分かりやすいように設定しましょう。
私の場合は、「タイ-日本 202211」と旅行名を付けてみました。

そして、帰国便の日付や便名など、必要情報を入力し登録します。

6)検疫手続(ファストトラック)の登録方法

次に、「パスポート」、「質問票」、「ワクチン接種証明書」などの登録をして行きます。

検疫手続(ファストトラック)」をクリックすると、まずは手続き状況が表示されます。
未だ承認されていない状態なので「赤色」の表示となっています。
手続きが完了し、承認されると「青色」の表示に変わります。

まずは「パスポート」情報の登録から、その後、順番に手続きを進めて行きます。

①パスポート情報の登録

先程の最後の画像で、「パスポート(登録してください」をクリックすると、登録方法の説明文が出て来ます。
アップロード方法は、
写真ライブラリ(既に撮影して保存した写真)」
写真を撮る
ファイルを選択(保存済のPDFファイルなど)」
が選べます。
私はパスポート原本をそのまま写真撮影して、アップロードしました。
パソコンでの登録だと、事前に保存した写真やPDFファイルなどを選択すれば良いかと思います。

アップロード後、システム側での確認が必要なようで、完了メールが届くのを待つことになります。

ちなみに、その完了メールが届く前に、次のステップの「質問票Web(未登録)」をクリックしてみました。
すると、「パスポート登録が完了するまで、待ってね」と言った意味のメッセージが。。。
あとあと面倒なことが起きると嫌なので、「戻る」ボタンで撤収しました。
パスポート登録が完了するまで、質問票の登録は待ちましょう。

その後、私の場合には、5分程度で確認完了メールが送られて来ました。まぁまぁ早いですね。
パスポート(確認してください」をクリックして、登録内容を確認します。

その確認が完了したら、「質問票Webの登録を行ってください」とのメッセージが出て来ました。
登録状況画面でも、「パスポート(登録済み)」、「質問票Web(登録してください)」となりました。

②質問票の登録

先程の最後の画像で、「質問票Web(登録してください」をクリックすると、厚生労働省のサイトが出て来ます。
このサイトで質問票への回答を進めて行きます。

登録ステップとしては5つあります。
選択式での回答が多いので、どんどんと回答して進めて行きましょう。

回答を進めて、最後に確認の上、登録を完了すると、登録状況画面で、「質問票Web(登録済み)」となりました。

③ワクチン接種証明書の登録

先程の最後の画像で、「ワクチン接種証明書(登録してください」をクリックします。
ワクチンの種類や接種日などの情報を入力し、ワクチン接種証明書をアップロードします。
アップロード方法は、パスポートの時と同じように
写真ライブラリ(既に撮影して保存した写真)」
写真を撮る
ファイルを選択(保存済のPDFファイルなど)」
が選べます。
私はワクチン接種証明書の原本をそのまま写真撮影して、アップロードしました。
パソコンでの登録だと、事前に保存した写真やPDFファイルなどを選択すれば良いかと思います。

アップロード後、システム側での確認が必要なようで、完了メールが届くのを待つことになります。
入国日が迫っている方から順番に審査手続きするようで、私の場合、まだ先の日程なので、なかなか完了メールが届きません。何日か待たないとダメそうです。。。
検疫手続き状況では、「審査中」で、未だ承認されていない状態なので「赤色」の表示のままです。

7)税関申告の登録方法

先程の最後の画像で、「入国・帰国の手続きに戻る」をクリックすると、検疫手続きの下に税関申告用のボタンが出て来ます。
携帯品・別送品申告」をクリックし、税関申告の登録を進めてみます。

回答のページ数は14ページもあり、結構、長くて面倒ですが、頑張って進めて行きます。

内容は、従来、飛行機で書いていた黄色く細長い用紙と準拠している感じです。
本人情報登録のあと、
「麻薬とか拳銃とかを持ってないか」
「免税範囲を超えるものを持っていないか」
「運び屋をやっていないか」
「100万円を超える現金を持っていないか」
などなど、お決まりの質問に答えて行きます。

14ページに渡る入力と、その内容確認を完了し、税関申告の登録が完了しました。
はぁ。。。結構、長くて面倒で大変だった。。。

「携帯品・別送品申告」が登録済みとなったので、その下にある「QRコードを表示する」をクリックしてみます。
どうやら、入国当日に、空港の税関のところでタッチパネル型の端末にQRコードをかざすと、税関申告ができるらしいです。
日本帰国の日はまだちょっと先なので、どんな手続きなのかは分かりませんが、新しいシステム、ちょっと楽しみです。

8)海外旅行保険(推奨)について

最後に、「加入海外旅行保険(推奨)」をクリックしてみます。
こちらは主に来日外国人向けの旅行保険の勧誘なので、日本人には普通は必要ないかと思いますが、一応、どんな感じなのか、試してみました。
旅行保険に加入したい人以外は無視して良いです。

「加入海外旅行保険(推奨)」をクリックすると、質問事項が出て来ます。
説明文には、
「回答は、本サービス(Visit Japan Web)に登録されません」
との記述もあり、あくまでも案内サービスであって、登録必要な項目ではないものとされています。
試しに「いいえ」をチェックしてみました。

すると、
「日本政府観光局のサイトに遷移します」
とのご案内が出て来ました。
青ボタンの「海外旅行保険について確認する(推奨)」をクリックしてみます。
すると保険の勧誘サイトに飛びました。
日本人の方でも、ご興味があれば覗いてみて下さい。

再度言いますが、旅行保険に加入したい人以外は無視して良いです。

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まとめ

従来、日本に帰国する時に登録していた、MySOSでのファストトラックの新規登録は2022年11月1日よりできなくなりました。
2022年11月1日よりは、新しいシステムである「Visit Japan Web」での登録に移行されました。
そこで早速、実際にその新システム「Visit Japan Web」で日本帰国前の事前登録をやってみました。
スマホで登録してみたのですが、正直に言って「結構、かなり、とても、面倒くさい」です。
その実際の手続きの状況について、ご紹介しました。
登録方法のマニュアルのように使ってもらえると嬉しいです。

新規での登録については、スマホよりもパソコンの方が楽かなぁとも思います。
(パソコンでやれば良かったと、ちょっと後悔中。。。)
但し、もし登録をパソコンで実施し、結果を印刷で持って行くのだと、検疫での確認に時間がかかってしまう可能性があるらしいです。
なるべく早く入国手続きをしたい方は、日本帰国当日はスマホで画面提示しましょう。
よって、スマホ画面での登録情報提示の方法を、事前にご自身で確認しておきましょう!

本日も読んでいただき、ありがとうございました。コープクンカップ。

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