タイ料理は本当に美味しい。4地方別の名物料理、そのおすすめをご紹介します。(後編、東北部・北部・南部料理)

タイ料理
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サワディーカップ。タイ在住16年の「たきんにょ」です。

タイ料理は本当に美味しい、日本人でも安心して美味しく食べられるものが多い、と言う事で、おすすめのタイ料理をご紹介していますが、前編では、中部料理だけで、すっかり長文となってしまいました。

さて後編では、3地方(東北部・北部・南部)のおすすめ名物料理のご紹介をして行きましょう。

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【中部料理】のおすすめ紹介

中部料理については前編でご紹介しています。前編をお読みになりたい方は以下をクリックするとご覧いただけます。。

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【東北部料理】のおすすめ紹介

東北地方の事をイサーン地方と呼び、東北部料理も「イサーン料理」と呼びます。
辛くて・味付けの濃い料理が多く、もち米「カオニアオ」と一緒に食べるスタイルが一般的です。
また、ゲテモノ扱いをされる昆虫料理もイサーン地方の名物となります。
イサーン地方は海が無い内陸部の農耕地域で、世帯所得が低く、比較的貧しい人達が多い地域です。でも米だけは2毛作、3毛作で豊富に作られるので、少ないおかずで米をたらふく食べるとの事で、辛みと味付けが濃い料理になったと聞いた事があります。また、海が無いので、貴重なたんぱく源として昆虫を食べるとの話もあります。

ソムタム(青パパイヤサラダ)

「ソム」とはミカンの事ですが、ナムソムはお酢の事で、ソムには酸っぱいと言う意味合いもあります。そして「タム」は叩くとの事です。ソムタムは、細切りにした青パパイヤやその他材料を、専用の臼「クロック」と棒「サーク」で叩いて作るサラダ料理になります。道具と具材一式は下の写真のような感じです。

青パパイヤのシャキシャキ感と、タイ料理の王道である「甘・辛・酸っぱ」がパランス良く融合した、とても美味しい料理です。タイ人のソウルフードと言っても過言ではありません。もしソムタムが無い国にタイ人が行ったら、鬱になってしまうのではないかと思うくらいの常習性もあります。あぁ、書いているだけで食べたくなって来ました。。。
さて、ソムタムにも、色々な種類があります。
観光客が一般的に食べるのが「ソムタムタイ」です。具材として干し海老とピーナッツが入っているのが特徴です。

そして上級者になると「ソムタムプーパラ―」と言うのがあります。「プー」は蟹の事ですが、実際に入っているのは沢蟹を発酵させたものです。「パラー」は実際には「プララ―」で、それが発音すると短くなって「パラー」に聞こえます。これは川魚を塩と米糠で発酵させたものです。どちも独特の発酵臭があり、正直、臭いです。でもこれが日本のクサヤが好きな人がいるように、クセになっちゃうんですよねぇ。。。但し、不衛生な店だと雑菌や虫などが混入する事もあり、注意が必要です。実際、私は昔この「ソムタムプーパラ―」にはまった時期に、1週間毎日、違う店(屋台)のものを食べ比べしてみました。最後は見事にお腹を壊し、3日間寝込んだと言う苦い思い出があります。食べる場合、注意と共に、量もほどほどにしておきましょう。ちなみに今の私は免疫ができたのか、滅多にお腹を壊す事はなくなりました。

その他の種類としては、そうめん入りの「タムスア」とか、青パパイヤ自体を他の野菜や果物に入れ替えたものなども多くあります。キュウリを使った「タムテーン」や、インゲンを使った「タムトゥア」とか。。。
色々なソムタムがあるので、機会あれば、食べてみて下さい。
尚、基本的に東北料理はかなり辛いです。注文する際に「辛くしないでね」と言わないと、恐ろしく辛い料理が出て来る事もあるので、ご注意を。ちなみにタイ語で言うなら「タム・マイ・ペット」で通じると思います。「タム」は作る、「マイ」は否定のnot、「ペット」は辛いの事です。また、英語もどきで「ノー・スパイシー」でもだいたい通じます。

ガイヤーン(鶏肉焼き)

「ガイ」は鶏、「ヤーン」は焼きです。普通に鶏肉にタレを付けて、炭火で焼いたものです。日本の焼き鳥と味的にはあまり変わりませんので、日本人には全く抵抗なく美味しく食べられると思います。違うのは見た目くらいです。「ガイヤーン」は姿焼きをブツ切りにした感じです。

そして、横には小皿に入ったタレが付いて来ます。付けなくても充分美味しいですが、付けて食べる場合には、めっちゃ辛い場合もあるので、最初は少しだけお試しで付けて食べましょう。あとはお好みで。
この「ガイヤーン」は、先程の「ソムタム」と相性抜群です。それに東北料理の主食である、もち米を炊いた「カオニアオ」と一緒にトリオで食べると最強です。私的にはイサーン料理の三銃士と思っています。特にもち米は普通のお米より重いので、食べ過ぎて苦しくなる事も多いです。ご注意下さい。

コームーヤーン(豚のど肉焼き)

「コー」はのど、「ムー」は豚、「ヤーン」は焼きの事です。先程のガイヤーンと同じく、豚肉にタレを付けて、炭火で焼いたものであり、日本人には全く抵抗なく美味しく食べられると思います。特にこの「のど肉」、日本では「豚トロ」と呼ばれている肉で、油が乗って、ジューシーで、とても美味しいです。

そして、横には、ガイヤーンと同じく、小皿に入ったタレが付いて来ます。付けなくても充分美味しいですが、付けて食べる場合には、めっちゃ辛い場合もあるので、最初は少しだけお試しで付けて食べましょう。あとはお好みで。

ラープムー(豚ひき肉サラダ)

「ラープ」とは、この料理そのものの名前だと思ってましたが、「叩く」を意味する料理法の事と言う説や、発祥の地がラオスで、ラオス語で「幸せ」を意味し、祝い事で出る料理と言う説があるようです。そして「ムー」については、もう既にお馴染みの豚の事です。
この料理は、豚ひき肉と赤たまねぎを、ナンプラー、ライム、唐辛子、ハーブ、煎り米粉などで和えたスパイシーサラダです。基本、かなり辛いので、「タム・マイ・ペット」か「ノー・スパイシー」をお忘れなく。

このラープと言う料理も、具材を変えて、色々なバリエーションがあります。鶏ひき肉の「ラーブガイ」、アヒルひき肉の「ラープペット」など。そして私のおすすめは、「ラーププラ―ドゥック」で、ナマズを焼いて身をほぐしたものを具材にしたラープです。ナマズは、食感・味ともにアナゴに似ていて美味しいんです。機会あれば是非お試し下さい。
そして超上級者コースで、私の大好物が「ラープカイモッドデーン」です。なんと、赤アリの卵のラープです。赤アリの卵は季節もので、旬は4月~5月だそうです。そして量があまり取れない希少品であり、バンコクではなかなかお目に掛かれません。見た目は白いプチプチで、味は白子のような感じのコクのあるクリーミーな味わいで、とても美味しいんです。でも、まぁなかなか食べられません。見つけたら、是非チャレンジしてみて下さい。

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【北部料理】のおすすめ紹介

北部料理は、脂が多めながらもマイルドな味付けの料理が多く、日本人にも食べやすい料理が多いのが特徴です。
脂っこいミャンマー料理と、野菜やハーブを多く使う東北部料理の影響が融合したような料理になっています。

カオソーイ(ココナッツカレーラーメン)

「カオ」は米、「ソーイ」は細い小道の意味なので、米の細い麺と解釈できますが、実はタイ北部のカオソーイは小麦麺なんです。この料理の発祥はミャンマーと中国雲南省との事らしく、その後、ラオス北部に入ってから、タイ北部に来たようです。その中で、ラオスでは米の麺が主流であり、この名前になったものの、タイではそれをタイ風にアレンジして小麦麺が一般的になったようです。
入っている麺は、茹でたやや太めの小麦麺の他、トッピングに油で揚げた小麦麺も乗せており、2種類の食感が楽しめます。スープはカレー味で、ココナッツミルクが入って、マイルドになっています。あまり辛くはないので、安心して食べられます。

バンコクでは、あまり街中では見かけません。屋台に至っては、私は見たことがありません。北部料理を出すレストランを調べて行く必要があります。でも、見つけたら、是非食べてみて下さい。日本人はみんなカレーが大好きだと思うので、きっとカオソーイを気に入ってもらえると思います。

カノムジーン・ナムギアオ(トマトスープそうめん)

「カノムジーン」はそうめん、「ナム」は水(スープ)、「ギアオ」は中国発祥の食材で木綿の花を乾燥させたものです。
スープはトマト味で、見た目は真っ赤で辛そうに見えますが、実はあまり辛くありません。ピリ辛程度です。

具材は豚の軟骨入りバラ肉、豚ひき肉、鶏の血をゼラチンで固めたもの、などが入っていますが、コクのあるトマトスープに良く合います。
そして木綿の花「ギアオ」ですが、上の写真の真ん中下のプチトマトの左隣、茶色のほうきの先みたいなやつがそうです。見た目はちょっとグロいですが、味はほぼ無味無臭、やわらかくて、ヒジキのような食感です。この料理のスープが、牛や豚の血で出汁をとる事があり、その匂い消しのために「ギアオ」を入れるらしいです。
こちらの料理はバンコクでは、比較的よく見かけます。私の家の近くの道端屋台でも売ってたりします。週に一度は食べたくなる常習性の美味しさがあります。見かけたら是非、食べてみて下さい。

サイウア(豚肉レッドカレーソーセージ)

「サイ」は腸、「ウア」は詰め込む(但し、昔の言葉)との事です。そのまま腸詰ですね。外国人からはチェンマイソーセージとも呼ばれています。
豚肉に、玉ネギ、ニンニク、こぶみかんの葉、レモングラス、パクチー、唐辛子、ウコンなどが入っている、香りがよくて複雑で深みのある味のソーセージです。焼いてそのまま食べます。

辛さは若干ピリ辛ですが、辛過ぎると言う事がありません。ビールのつまみには最高です。
ただ、バンコクの屋台ではあまり見かけません。北部料理を出すレストランを調べて行く必要があります。
でもやはり北部の現地で食べるのが一番です。北部地方(チェンマイやチェンライ)に行く事があれば、是非、現地で食べて欲しいです。

ケープムー(豚の皮揚げ)

「ケープ」とは「動物の皮と皮についている脂身を揚げて脂肪分を取り除いたもの」だそうです。知らなかった。。。そして「ムー」は既にお馴染みの豚ですね。ですので、豚の皮を素揚げしたスナックのようなものです。

写真に一緒に移っている緑のペーストは、「ナムプリック・ヌム」と言う、ディップソースです。ししとうに似た若くて青い唐辛子をニンニク、赤たまねぎと一緒につぶして作られています。唐辛子と言っても、そんなには辛くありません。ちょっと苦みがあったりします。ケープムーと一緒に食べると相性抜群で止まらなくなるのでご注意を。
そしてケープムーは、ただスナックとして食べるだけでなく、タイヌードル(北部料理のクイッティアオ)にトッピングで入れたりしても美味しいです。
バンコクでも、比較的よく見かけます。私の家の近くの道端屋台や麺屋さんでも売ってたりします。でも、やはりこちらも現地のものが一番美味しい。北部地方(チェンマイやチェンライ)に行く人がいたら、お土産に頼んでみましょう。

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【南部料理】のおすすめ紹介

南部料理は、海に囲まれている事もあり、魚介類を使った料理が多くあります。魚介類の生臭さを消すため、ターメリックなどのスパイスを使った辛い料理が多く、塩気が多いのも特徴です。また、マレーシアと接しているエリアもあり、ムスリムの影響を受けた料理も多くあります。

ゲーン・マッサマン(イエローカレー)

「ゲーン」はスープ料理の総称、「マッサマン」はイスラム教徒の、と言う意味です。2011年にCNNの番組で「世界の美味しい料理1位!」となり、世界中で有名になった料理ですね。
イスラムと言う事もあり、具材は鶏肉が基本で、そこに多い目に切ったジャガイモが入っているのが特徴です。カレーについては、ココナッツミルクとビーナッツが多く使われ、まろやかで濃厚な味になっています。

このカレー、世界では有名になってしまいましたが、実はタイ現地ではあまり馴染みがありません。元々はタイ南部のイスラム教徒が食べていた「ご当地カレー」なので、タイ全土からするとマニアックカレーの部類となります。なので、バンコクではなかなかお目に掛かれません。出張者や観光で来た友達とかに、よく「マッサマンカレーが食べたい!」と言われるのですが、身近に食べられる店がなく、いつもスルーさせてもらっちゃってました。今までタイに来て食べられなかった私の関係者の皆さま、すみません。。。

ゲーン・タイプラ―(魚の内臓カレー)

「ゲーン」はスープの総称、「タイプラ―」は魚の内臓を発酵させた調味料の事です。かなりクセのある、臭いも強い、そして激辛なカレーです。具材は魚の他、カボチャやナスなどが入っています。

クセが強い分、好き嫌いは分かれますが、日本のクサヤのように、はまると虜になったりします。
こちらはバンコクの屋台とかでも見かけます。辛さが苦手な人には無理ですが、是非、タイの旅の思い出にチャレンジしてみて下さい。

クアキン(豚ひき肉のカレー粉炒め)

「クア」は煎じる、「キン(キリン)」は香るとの事だそうです。すみません、知りませんでした。そしてこの言葉でなぜこの料理になったかは、良く分かりませんでした。。。すみません。
豚ひき肉をターメリック、ハーブ、スパイスなどで、汁気がなくなるまで炒めた料理です。野菜とか他の具材はあまり入ってません。豚ひき肉オンリーのドライカレーと言った感じの料理です。基本、激辛です。

バンコクの屋台とかでも見かけます。私は結構好きで、よく食べます。辛さが苦手な人には無理ですが、是非、タイの旅の思い出にチャレンジしてみて下さい。

カオヤム(ライスサラダ)

「カオ」は米、「ヤム」は混ぜるとの事です。ご飯に刻んだ野菜やハーブ、魚やエビの粉、ココナッツパウダーなどを「ナムブードゥー」と呼ばれる魚醤のソースをかけ、混ぜて食べる料理です。韓国のビビンバと同じように、出て来る時は綺麗に盛り付けられていますが、それを自分でよくかき混ぜて食べます。

ヘルシーで低カロリー、辛すぎないエスニックな味わいで、女性からの支持率が抜群に高い料理です。

以上、タイの4地方のおすすめ料理をご紹介して来ました。バンコク在住の私は、北部や南部の料理を出す店がなかなかないので、食べる機会が少ないのもありますが、普段の食生活では、中部×4、東北部×4、北部×1、南部x1と言った割合でタイ料理を毎日楽しんでいます。
他にも美味しいおすすめ料理はまだまだたくさんあります。またいずれ、色々とご紹介して行けたらと思います。

しかし、タイは本当に食が豊富で、ついつい美味しくて食べ過ぎてしまいます。そして、お腹が出て来てしまいがちですが、私のダイエット対処法はまた別の機会に書いてみようと思います。

では、本日も読んでいただき、ありがとうございました。コープクンカップ。

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