タイのビザとワークパーミットの更新に行って来た。BOI企業なのでワンストップで楽させてもらいました。

タイで仕事
スポンサーリンク

サワディーカップ。タイ在住16年の「たきんにょ」です。

タイに滞在して働くには、「就労ビザ(査証、入国許可証)」と「ワークパーミット(労働許可証)」が必要です。
その期限が切れる前に、更新に行って来た話をします。

スポンサーリンク

ビザとワークパーミットの更新場所

一般的には、ビザの更新は「チェンワタナの入国管理局で、手続きするかと思います。

そして、ワークパーミットの更新は「労働省雇用局」になります。
バンコクの場合には、「ディンデーンの雇用局事務所」で、手続きします。

場所も遠いし、待ち時間は長いしで、行くのがめんどくさいと言う声をよく聞きます。
そちらに出向いている方、すみません。
私は在タイ16年ですが、一度も行った事がないんです。。。
と言うのも、私の会社はBOI(タイ投資委員会)の認可企業なので、特別扱いしてもらってます。
過去の記事で、BOIでの会社設立の話を書きました。ご興味ある方は、下記を。

なので、私の更新場所は、地下鉄MRTサムヤーン駅直結のチャムチュリースクエア」の「ワンストップサービス」になります。
ワンストップ」と言うだけあって、ビザとワークパーミットを一度に両方、更新してくれます。

スポンサーリンク

就労ビザとワークパーミットの取得条件(BOI企業の場合)

ビザとワークパーミットを取得する場合には、色々と条件があります。
一般的によく耳にするのは、

【一般企業の場合】
・外国人1名に対して、タイ人4名の雇用が必要
・外国人1名に対して、資本金200万バーツが必要
・事業が赤字だと拒否される場合がある
・大卒以上の学歴が必要(?)
・更新の際は、会社への立ち入り検査がある(?)
・更新頻度は毎年

などなどありますが、BOI認可企業の場合には、それらの条件は、かなり緩和されています。
大雑把には、

【BOI認可企業の場合】
・雇用人数に関係なく、外国人の人数枠制限も無し。
・就く役職についての分野を大学(専門学校)で専攻していた+経験2年以上
   または
 就く役職に関係する仕事の経験5年以上(大卒の必要なし、違う会社の経験でも可)
・但し、技術者は、就業経験+その専門分野での学歴が必要
・マネージャー以上のポジションは、27歳以上
・更新頻度は1年以上も可の場合あり(カテゴリーによる)

やはり、一般と比べて、BOI認可企業は優遇されてます。

スポンサーリンク

就労ビザとワークパーミットの更新申請書類

今回、いつもお世話になっているコンサル会社に手続きをお願いしましたが、事前に準備した資料は以下です。

【事前準備資料】
・パスポートコピー(顔写真ページ、ビザページ、最終入国スタンプのページ)
・T.M.6用紙コピー(入国時に書く細長の青い用紙の半券)
・顔写真x1枚(4×6cm、6ヶ月以内に撮影したもの)
・会社登記簿謄本コピー
・株主名簿コピー
・監査済の決算書

尚、一般の場合には、「健康診断書」が必要と聞いた事がありますが、BOI認可企業の場合には必要ありません。

それと、更新当日には、手数料(合計17,700バーツ)を現金で払う必要があります。

【手数料(当日現金)】
・ビザ更新料: 1,900バーツ
・リエントリー(マルチ)発行料: 3,800バーツ
・ワークパーミット(4年): 12,000バーツ (1年だと3,000バーツ)

リエントリー」とは、再入国許可証です。
タイを出国する時に、このリエントリーを持っていないと、ビザが失効してしまいます。
なので、リエントリーを予め取得しておくのが安心です。
リエントリーには、「シングル」と「マルチ」があり、
「シングル」だと1回だけなので、出国する前に、都度申請が必要です。
一方、「マルチ」だと、何回でも出入りが可能となります。

ワークパーミットの期間ですが、私の場合には、BOI認可なので、4年のものが取得できます。
尚、6ヶ月、1年、4年が選択できるそうですが、やはり最長を選びますよね。面倒ですから。

スポンサーリンク

実際のワンストップでのビザ、ワークパーミット更新

(1) 更新手続き場所

さて、更新の当日ですが、90日レポートで何度も訪れている「チャムチュリースクエア」に、朝から行きました。
90日レポートの話は、過去の記事があります。ご興味ある方は、下記を。

入口に到着するとビックリ! 凄い人の数。。。

これは、今日は時間が掛かりそうだなぁ、と覚悟しました。
そして、依頼しているエージェントと落ち合うと、こっちこっち、と違う方向に。

すると、ほとんど人が待っていない空間へ。
おぉ!さすがBOIさん、認可企業には優遇してくれてます。有難いですねぇ。

(2) 更新申請手続き

更新手続きのブースは、3ステップありました。

①申請書類受付ブース
②写真撮影ブース
③本人確認ブース

まず、①申請書類受付については、エージェントがやってくれるので、椅子に座って待つだけです。

しばらくすると、②写真撮影のブースに呼ばれます。
メガネを外して写真撮影。その写真がそのままワークパーミットの顔写真に反映されるようです。

そしてまたしばらくすると呼ばれて、③本人確認のブースへ。
ここでは、右手の人差し指から小指までの4本の指の指紋を、機械でスキャンされます。
特に質問とかは無く、5秒で終了。
これで申請手続き完了です。ものの10分程度。

(3) ワークパーミットの更新発行

その後、待っている間にパソコンを開いて作業をしていたら、1本の不審な英語メールが。。。
恐る恐る開いて見ると。。。

ここの「ワンストップサービス」からのメールではないですかっ!
迷惑メールだと思って、危うくゴミ箱にポイしてしまうところでした。
「Single Window for Visa~」からのメールは、間違って捨てないように注意しましょう!
そして、その文面には、何やら「USER-ID」とか「PASSWORD」とかって書いてあります。
そして添付されていた資料は、全文タイ語でしたが、文面の中の写真に目が行きました。

ほほぉ。。。何やらアプリに登録するんだな?と言う事が推測出来ます。
そして周りを見渡してみれば、壁に紙が貼ってある!

手元の携帯で、そのQRコードをスキャンしてみたら、アプリのダウンロードページが出て来ました。

早速アプリをダウンロードし、先程のメールにあった「USER-ID」と「PASSWORD」を入力してみます。
すると、ドドーンっ!

ワークパーミットの画面が出て来ました。
さっき撮影した写真も、早速、反映されています。
そして、左端のクルクルマークを押すと、裏面情報が。

調べてみると、2017年10月から、従来の紙の冊子がなくなり、デジタル化してたんですね?
私は4年更新なので、知りませんでした。
しかしタイも、色々と技術革新してますねぇ。なかなか立派です。
と言う訳で、ワークパーミット」は、携帯でゲットして完了しました。
ちなみに、従来の紙の冊子は没収です。返って来ませんでした。なんか寂しい。
そして、あとは「ビザ」と「リエントリー」の完了を待つのみです。

(4) ビザとリエントリーの更新発行

エージェントの人が、ビザの手続きに行って来ると言って、さっき、人が多くいたエリアに行ってしまいました。その間は、BOIのスペースで待機です。
かなり時間かかりそうだなぁ、と思っていましたが、意外に早く、30分くらいで戻って来ました。
パスポートに新しいビザ」と「リエントリー(マルチ)」のスタンプが押してあります

期限は「Nov / 2024」。めでたく、また4年のビザをゲットです。

これにて本日の更新作業は終了。結局、到着から1時間弱で終わってしまいました。
BOIさん、優遇してくれてありがとう!
そして、チェンワタナの入国管理局に行っている皆さま、ごめんなさい。楽させてもらいました。

本日も読んでいただき、ありがとうございました。コープクンカップ。

タイトルとURLをコピーしました