今だからこそ知りたい!タイの新型コロナウイルスの情報。バムルンラード病院の百武先生の講演を聞いて来た。

タイの医療
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サワディーカップ。タイ在住16年の「たきんにょ」です。

世界中で猛威を振るっている「新型コロナウイルス」ですが、現在のタイでの状況って、知りたいですよね。
バムルンラード病院で、日本人医師の百武加恵先生のセミナーに参加して来ましたので、情報共有させていただきたいと思います。

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バムルンラード病院と日本人医師の百武先生のご紹介

日本人がタイのバンコクでよく行く病院の中で、私は「バムルンラード病院」を愛用しています。

毎年一度はこの病院で健康診断を受けており、ご参考まで、その記事は下記になります。
バムルンラード病院への場所や行き方などの情報も載せていますので、是非ご覧下さい。

そして今回、私が尊敬してやまない日本人医師の百武加恵先生のご講演があると聞き、これは是非参加せねば、と思い行って来ました。

ご講演当日の自己紹介のスライドも載せておきます。

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タイの新型コロナウイルスの情報(セミナー内容)

まずは今回参加したセミナーの案内ポスター抜粋です。

2020年10月31日に開催されました。

以下、セミナー内容の中で、特に情報共有したいと思ったものを書いて行きます。

【1.基礎知識編】

(1) 新型コロナウイルスの基礎情報

・潜伏期間は1~14日と言われているが、4~5日で症状が出る人が多い。
感染経路としては、基本的にはツバの飛沫が主体
・症状としては下記のようなデータあり。

 尚、感染すると味や臭いが分からなくなるとの話もあるが、日本人では1割程度しかいない
・日本の状況では、発症から1週間程度で、軽症のまま治癒してしまうケースが8割。
 集中治療室に入るような致命的な症状となるケースは2~3%。

(2) どの程度の症状で病院に行けば良いのか?

・息苦しさ、強いだるさ、高熱等の強い症状のいずれかがある場合。
・重症化リスクのある方で、発熱や咳などの比較的軽い風邪の症状がある場合。
・症状が続く場合
・症状には個人差があるので、強い症状と思う場合には、すぐに相談

(3) 症状がなくてもPCR検査してもらえるのか?(バムルンラード病院の場合)

検査できます
PCR検査費用=7500バーツ、最短5時間で結果
・抗原検査については、日本にはあるが、タイにはない。
・抗体検査はある。費用=1300バーツ。1時間で結果。
 但し、抗体検査は感染事後の話であり、あまり役には立たない。

(4) 治療薬はあるのか?(バムルンラード病院の場合)

・以下の薬が既に入荷している。
・レムデシビル(抗ウイルス薬)=30000バーツ(10日間)
・アビガン(抗ウイルス薬)=11400バーツ(5日間)

・デキサメタゾン(ステロイド)=400バーツ~
・トシリズマブ(抗IL-6R抗体)=57000バーツ
※但し、バムルンラード病院では過去、一人も重症化した患者がおらず、使用した事はない

(5) 症状がないのにPCR陽性の場合、どうなる?(タイの場合)

・病院で入院2週間+自宅待機2週間。
・陽性が出た人と感染可能期間に接触した人は、
 - ローリスクの場合→健康観察
 - 濃厚接触者→PCR検査+自宅待機2週間
   ※PCR陰性だったとしても、自宅待機2週間が必要
・バムルンラード病院での入院

 - 症状が出なければ、特に治療や投薬はなく、ただいるだけ
 - NHKワールドも見れるし、PCも貸し出し可だし、Wifiもあるし、快適。

(6) 濃厚接触者とは?

・患者の感染可能期間に接触した者の内、
– 患者と同居、あるいは長時間の接触があった者。
– 目安1メートルの距離で、マスクなどの感染予防なしで、15分以上接触した者。
  ※マスクをしていれば、濃厚接触者とはならない

(7) 会社内で感染者が出た場合の消毒は?

・感染者の最後の使用から3日間以内の場所を消毒。
 ※逆に言えば、3日間、封鎖して使用しなければ消毒の必要なし
・消毒範囲
 - 感染者の執務エリア(机・椅子などから、少なくとも半径2メートルの範囲)。
 - トイレ、休憩室、食堂など、使用があった場合の該当エリア。

(8) 免疫力アップの方法は?

・バランスの良い食事。特に一人暮らしの場合、炭水化物に偏るのはダメ。
・適度な運動。週2~3回以上。
・充分に休む。
・ストレスを溜めない。難しいとは思うが、なるべく発散する。
・身体を温める。特にタイは、冷房が強い場所が多いので、気を付ける。
・清潔にし過ぎない。徹底的な除菌は逆に良くない。
・サプリを飲むなら、「亜鉛」と「ビタミンD」が良い。但し、取り過ぎには注意!

【2.今後の動向編】

(1) 新型コロナウイルスの今後の発生予測

新型コロナウイルスについては、世界各国が研究を進めており、様々な説があるが、百武先生が現在、支持している説としては「京都大学大学院特定教授(内科医)である上久保靖彦先生」の説。
詳しくは、最近発行された著書「ここまでわかった新型コロナ」に書かれている。

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その中で、上久保先生が出演しているYouTubeでも紹介されているが、以下の図が分かりやすい。

新型コロナウイルスは刻々と変異しているが、「S型・K型は弱毒」、「G型以降が強毒で致命的」、と言われている。
日本にも強毒性のG型は入って来たものの、欧米に比べて圧倒的に死者を抑え込事ができた。
その理由は「T細胞免疫」にあるのではないかと考えられている。
日本は、3月8日まで中国からの入国を許可し続けたが、その間ずっと入っていたK型がT細胞(リンパ球の一種)により認識され、T細胞が活性化することで、免疫が獲得された。
このT細胞免疫によって、日本人は「G型」を撃退し、致命的な感染を抑え込んでいる。
一方、欧米は、2月初めの段階で中国からの渡航を全面的に禁止した。
それゆえ、K型があまり入って来ず、T細胞免疫を得るチャンスを逃してしまった。
結果論として、入国規制(ロックダウン)がアダとなって死者や重症者が多くなってしまった。

要は、日本人は集団免疫を既に85%獲得しており、致命的なG型には感染しにくいと言う事です。
そしてタイについても、日本同様、入国規制が遅くなった事が、結果的に集団免疫を獲得していると推測できるとの話になります。
但し、そのG型ウイルスを撃退する「T細胞免疫を検査する手段がない」との事なので、推測となります。

(2) ワクチン開発の状況

ワクチン開発と言うと、通常は10~15年かかると言われているが、世界各国が急ピッチで開発を進めており、第3相(安全性・有効性の規制当局の承認)フェーズに達しているものが10件ある。

中でも近々に承認されると言われているのは、「米国ファイザー」、「英国オックスフォード」、「中国各研究所」。
ファイザーは11月上旬に発表との噂もあり。
結果発表が待ち遠しい限りですね。

【3.バムルンラード病院の連絡先】

最後に、何かあった時に日本語で対応してくれる、バムルンラード病院の連絡先のご紹介です。
・日本語サービス課: Tel. 02-011-3388
・メールアドレス(日本語対応): infojapan@bumrungrad.com
 ※但し、Yahooメールのアドレスは届かない場合があるので、ご注意下さいとの事です。

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まとめ

と言う訳で、本日は、気になるタイの新型コロナウイルス情報のシェアと言う事で記事を書いてみました。
今回の百武先生のセミナーでは、新型コロナウィルスに関する基礎知識から、今後の発生予測、ワクチンの開発状況などまで、分かりやすく説明していただきました。
そして、百武先生が支持されている上久保靖彦先生の説では、既に多くの人が「T細胞免疫」を獲得しているとの話ではありましたが、油断せず、日頃から免疫力を高めコロナウイルス感染予防にも心掛け、これからも健康な毎日を過ごしましょう!

本日も読んでいただき、ありがとうございました。コープクンカップ。

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