サワディーカップ。タイ在住16年の「たきんにょ」です。
最近、喫煙者には、肩身が狭い思いをすることも多く、なかなか住みづらい世の中になって来ました。
厚生労働省が2020年10月に発表した調査結果でも、「喫煙率は男性27.1%、女性7.6%」と、喫煙者は年々減少しているそうです。〔詳細記事(Yahooニュース)はこちら〕
そんな中、たばこをやめたいとは思っていても、なかなか禁煙に踏み出せずにいる人は、多いのではないでしょうか。
今まで私も何度か禁煙にチャレンジし、長続きしなかった事も正直ありました。
禁煙するには色々と方法があるかとは思いますが、私が最終的に禁煙に成功したのは「ニコチンガム」を使っての禁煙です。
たばこを吸わなくなると、身をもって多くのメリットが実感できます。
今回、私が禁煙にチェレンジした時のコツや、経験談などをお話したいと思います。
たばこをやめたいと思っている人に、この情報が、少しでも手助けになると嬉しいです。
たばこをやめるメリット・デメリット
昔から、「たばこは百害あって一利なし」と言われていますが、喫煙者からすると、たばこを吸うメリットも一利か二利くらいあるよ、と言いたくなりますよね。その気持ちも分かります。
ただ、たばこをやめると、メリットが大変多いと言うのも、私の体験から確かです。
①たばこをやめるメリット
私が、たばこをやめて実感したメリットとしては、以下が挙げれられます。
・眠りが深くなり、目覚めがよくなる
・酒を飲み過ぎた翌朝、起きた時の頭痛が軽くなった
・歯磨きする時に、オエっとしなくなる
・吐く息に、嫌なタバコの臭いがしなくなる
・食べる物が美味しくなる
・タンがなくなる
・身体が軽くなり、息切れもしなくなる
・鼻毛があまり伸びなくなる
他にも、見えないながらも、病気(ガン、心臓病など)になりにくい身体になっているはずと信じています。
たばこをやめれば、これだけ多くのメリットを享受できます。
②たばこをやめるデメリット
逆に、私が思ったデメリットも挙げておきます。
・たばこが美味いか不味いかで、体調のバロメーターだったが、それがなくなる
・ストレスがあるとイライラして吸いたくなる
・喫煙所でのコミュニケーションがなくなる
・食べる物が美味しくなるため、ついつい食べ過ぎて太る
・たまに、たばこを吸っている夢を見て、夜中にハッと目が覚める
でも、これらのデメリットは、他に代用が効くと思います。
禁煙して半年、1年と経てば、これらのデメリットも忘れて消えてしまいます。
やはり、これらデメリットを大きく上回る、多くのメリットがあると実感しています。
たばこをやめるコツ(経験談)
①【理由と決意】
たばこをやめるためには、理由があると取り組みやすくなります。
何でも良いんです。
例えば、
「禁煙した人が周りにいて、とても元気そうなので、自分も挑戦」
「風邪ひいて、たばこが不味い」
「身近な人(家族や恋人)に、ほめられたい」
などなど、ほんの些細な理由でも、禁煙のきっかけ作りになります。
私の場合、たばこをやめる理由としたのは、
「テニスで走り回ると息切れするので、それを改善したい」
と思ったからです。
それと、
「世の中、たばこを吸う人が少なくなったし、私もそろそろ卒業しようかな」
と思ったからです。
そして思い切って禁煙を始めてみると、数日で色々と身体に変化が出て来ました。
先程挙げたようなメリットが、1週間くらいで実感でき始めました。
禁煙を始めた頃には、たばこを吸いたいと思う欲求を我慢するのは大変ですが、それを上回るメリットの実感があります。
たばこを吸いたいと思う禁断症状は、3~7日がピークと言われています。
それは仕方ないことなので、覚悟はしましょう。
そして、何より大事なのは、禁煙を継続する決意です。
「よし!このまま禁煙して、もっとメリットを実感するぞ~!!」
との思いで、頑張って継続しましょう。
②【禁断症状の押さえ方】
禁煙とは、禁断症状といかに戦うかと言うことに尽きます。
まず、禁煙を始める際には、思い切って、
たばこ・ライター・灰皿は、全て処分
しましょう。
それがスタートラインの号砲になります。そして禁煙ロードを走り出しましょう。
先程も触れましたが、たばこを吸いたいと思う禁断症状のピークは、3~7日と言われています。
たばこの禁断症状は、脳からの無意識の信号によるものであり、防ぎようがありません。
その禁断症状を抑えるのには、私はいつも、
たばこを吸い過ぎたあとの、のどの奥から来るような嫌な臭いと言うか、感覚を思い浮かべる
ことで、欲求を抑えました。
それと、
深呼吸や、伸びなどの軽い運動
なんかも有効でした。
そして、どうしても欲求が抑えられない時には、
秘密兵器として使ったのが、「ニコチンガム」
です。
たばこが無性に吸いたくなったら、1粒噛みましょう。
30分くらい、ゆっくり噛むことで、たばこを吸いたい欲求を抑えられます。
禁断症状のピーク(3~7日)を越えたら、ニコチンガムを噛む頻度も減らして行きます。
そして気付けば、1ヶ月、半年、1年。。。
たばこを吸わずに過ごせれば、禁煙は成功です。
その時には、身体も軽く、疲れにくくなり、以前よりも健康な身体になっているはずです。
そして、「なんで、あんな不健康なたばこなんかを吸っていたんだろう」と言う気持ちにもなります。
是非、健康メリットを実感できるように、頑張りましょう。
おすすめのニコチンガム
ニコチンガムで一番ポピュラーなのが、ジョンソン&ジョンソン製の「ニコレット」だと思います。
日本でも、薬局や通販などで簡単に手に入るかと思います。
私が住んでいるここタイでも、薬局などで手に入ります。
タイでは、日本で売っている「2mg」の他に、「4mg」のものも手に入ります。
1日の喫煙量が20本以下の方の場合には「2mg」(写真右)
1日の喫煙量が21本以上の方の場合には「4mg」(写真左)
がおすすめとなります。
「ニコレット」の商品説明
日本では、96個入りが標準のようですが、タイで手に入るものは、105個入りです。
タイのものは、1シートが15個で、7枚入りです。
そして、タイで買う方が、日本で買うよりも格安になっていたりもします。
日本で売っているものと同じく、ちゃんとジョンソン&ジョンソンの製品です。
最後はニコチンガム依存からの離脱
たばこをやめても、ニコチンガムがやめられなくなるのは良くありません。
禁煙の禁断症状が強い時期には、それを抑えるために1日6~9個を目安に、我慢をせず使用することがすすめられていますが、徐々に減らして行く必要があります。
メーカー側よりは、「6ヶ月を超えて使用しないように」との注意もあります。
禁煙から1ヶ月を過ぎた頃からは、ニコチンガムの使用を減らして行くように心掛けましょう。
私がニコチンガムを減らすために行った事は、単純です。
普通のガムを噛むことです。
飴やラムネ菓子などを口にすることも有効でした。
最近はシュガーフリーの製品も色々とありますので、糖分の取り過ぎにも気を遣いながら、ニコチンガムの使用を減らして行きましょう。
まとめ
たばこをやめたいと少しでも考えている方、まずは何でもよいので、理由を考えましょう。
そして禁煙スタートを決意したなら、たばこ・ライター・灰皿を、全て処分しましょう。
禁煙とは、たばこを吸いたい禁断症状と、いかに戦うかと言うことに尽きます。
色々と戦う方法はあるかと思いますが、まずはお手軽な「ニコチンガム」を使っての禁煙にチャレンジしてみることを、おすすめします。
そして禁煙の先には、身体が軽く、疲れにくくなり、以前よりも健康的な身体が待っています。
頑張りましょう!
尚、日本在住の方向けに、 タイから直送の購入発送代行も 扱っていますので、是非一度お試し下さい。
本日も読んでいただき、ありがとうございました。コープクンカップ。